根っこがメダカの産卵床になる「ホテイアオイ」ビオトープの水生植物
直射日光大好き、日に当てとけばわりと元気に育ちます。 これ1個あればいいといった失敗のない浮草。花はウォーターヒヤシンスという名前の通り、とても綺麗です。上手に育てるには日光の当たる所に置く、それだけでどんどん増えます。逆に日当たりの悪い場所だと元気をなくしたり、枯れたりします。 つやつやした葉が美しく、黒紫の密集した根はメダカの産卵床におすすめ。私が育てていた時は、普通のホテイアオイだけでしたが、今はミニホテイアオイや斑入りホテイアオイなどのバリエーションがあります。 学 名:Eichhornia crassipes 英語名:Water Hyacinth 中文名:布袋蓮 日本名:ホテイアオイ(布袋葵) ホテイソウ(布袋草) 広告 ホテイアオイは冬になったら枯れてしまいます。 枯れる原因は気温の低下です。寒さに弱く秋になると葉が枯れてきて、冬の間は茶色の汚い塊で浮かんでいます(冬の間はそのまま捨てなくてもいいです)。完全に枯れると春になっても再生しません。運良く、春先まで、緑色の芯が残っていれば生き返ることもあるかもしれません。 シートをかぶせたりして越冬させている方もいるようですが、どこでも売っていて安いので、面倒臭いなら毎年買い直すのが楽です。 ホテイアオイが自然の川で越冬するのは、工場排水などの暖かい水の流れ込んでいて大繁殖しているような場合です。この場合は河川の生態系を壊すなど問題もおきているので、過去に要注意外来生物に指定されたこともあります(現在は生態系被害防止外来種)。 ということで、 自宅のホテイアオイが増えすぎて捨てる時は、燃えるゴミか、庭の土に埋めるかしてしてください 。 ホテイアオイの花は意外にもとても綺麗。 下の画像は、本薬師寺跡周辺(橿原市城殿町)のホテイアオイです。これ有名ですよね、9月が見ごろらしいです。 外部サイト: 橿原市/ホテイアオイ開花状況 奈良県橿原市にある本薬師寺跡周辺の水田には、毎年7月下旬に水草の一種であるホテイアオイが植え付けられ、8月末から9月頃に花の見頃を迎えます。その花の数はなんと400,000株!花の最盛期、水田一面に紫のホテイアオイが咲く様子は壮観です。 pic.twitter.com/9VHIPcvnTQ — 東雲Trav