小さくて可愛い四葉のウォータークローバー。
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
狭いベランダのせいか、育てる水生植物も小さいほうへ小さいほうへと、自然にシフトしていきます。ウォータークローバー系の中でも極小サイズ、幅1.5cmくらいのクレナタ ウォータークローバーです。
販売ページでは斑入りでムチカの小型版みたいでしたが、うちに来たのは斑の入ってない、普通のデンジソウの小型版みたいな感じでした(翌年うっすらと模様が入ってるのを確認しました)。
英語名:Dwarf Four Leaf clover
中文名:
日本名:ナンゴクデンジソウ
流通名:クレナタ ウォータークローバー
学名がよくわからない。
チャームさんのページではインボイス名がナンゴクデンジソウです。胞子嚢の付き方はナンゴクデンジソウに近いです(下の写真)。ナンゴクデンジソウは日本の九州南端から沖縄、アジアの熱帯域に分布しているそうです。
小型のナンゴクデンジソウの正確な学名はわかりません。普通のナンゴクデンジソウはもう少し大きくなりますが、こちらは環境によって大きくなったりしないのでナンゴクデンジソウの亜種かなんか?
英語圏では小さなデンジソウは、オーストラリア産のMarsilea hirsutaという名前のものみたいです。Dwarf Four Leaf Cover とも言うそうです。
クレナタ ウォータークローバーは室内のミニグリーンにもお勧め。
これは2年目です。小さい植物なので、100均のガラス容器にアクアリウム用のソイルを入れて育ててました。大抵水さえ切らさなければ何もしなくても育ちます。デンジソウやウォータークローバー ムチカは、可愛いけど存在感があるので、もっと小さなものを育てたい方にはお勧めです。
注意! 下は虫の写真です。
最初の年の夏の終わりにコナカイガラムシに寄生されてしまったので、水洗いして水槽に沈めて越冬しました。水草のいいところって寄生虫がつかない点ですよね。
とはいえ、コケにまみれたり、水槽ではヒドラやプラナリアやミズミミズなどのあまり嬉しくない生物が増えたりもして、どっちがいいのかって気もします。😂
水槽に入れると、葉がさらに小さくなります。そして双葉状態(この写真の中にもあります)になって、最終的にはグロッソスティグマみたいな状態になります。水草水槽の前景としてはいいのかもしれません。
増え方はこんな感じでランナーを伸ばします。クレナタ ウォータークローバーは繊維質が固くて、枯れてもなかなかランナーと葉柄?が腐りません。枯れた部分を取り除こうとして引っ張ると、健康な部分まで繋がって抜けちゃうことがあります。
日向と日陰、半々になるような場所に置いおいたら、みんな日向に寄ってしまったので日向が好きみたいです。ベランダが狭いためこんな容器を使ってますが、水がお湯になりやすく枯れることもあります。屋外でガラス容器を使うのはお勧めしません。室内への移動が簡単にできる点だけがメリットです。
上で書いた胞子嚢です。とても小さいので、最初はカビが生えたのかと思ったのですが、アップで見たら胞子嚢でした。乾いてて表面の毛が白っぽく見えただけでした。
夜は葉を閉じて眠ります。開く前の小さな葉っぱを見るとゼンマイのようにクルッと丸まっててシダ植物らしく見えることもあります。
鉢の汚れは水を溢れさせて流していますが、鉢の中には白い虫(カイミジンコ?)がいつの間にか発生してることも。
デンジソウの仲間には以下のようなものがありますが、やっぱり人気は四葉のクローバーに激似のムチカでしょうか。