水生植物 | 「ユキボウズ」心揺さぶるくらいに可愛いけど…散る!

ビオトープ ユキボウズ  シラタマカヤツリグサ キリンガ・ネモラリス オオヒメクグ

思わず衝動買い、白玉がかわいい!

園芸店で見つけて買ってしまいました。水辺に〜的な説明がついていたので、無理やり腰水にしてみました。

どちらかというと、湿生植物っぽいので、水に浸す必要はないようです。水鉢に入れて浸しても枯れませんでしたが、長くもつかどうかは不明です。肥料が多いと間延びしてカッコ悪くなるそうです。そういえばシラサギカヤツリもそうでしたね。

学 名:Kyllinga nemoralis Cyperus kyllingia
英語名:White Kyllinga
中文名:單穗水蜈蚣?
日本名:
園芸名:ユキボウズ(雪坊主)シラタマカヤツリグサ(白玉蚊帳吊草)

購入したポットには「キリンガ ネモラリス」と記載

キリンガ ネモラリス(Kyllinga nemoralis)と同じのが、Cyperus mindorensisだそうです。東南アジアあたりを中心に自生しているみたい。で、沖縄あたりに自生しているオオヒメクグ(Kyllinga monocephala)も同じものでした。
ネットの情報も充実してきたお陰で同じものとわかりました。ずっと間違いを書いたまま放置しててスミマセン。雪坊主ちゃんのシノニム(同じ種だけど別の名前)多すぎ💦

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見た目はとても可愛いのですが、花穂の飛び散り方は少々凶悪です。水に浸していたせいなのか、この白玉の花穂はあっという間に茶色っぽくなりました。水に浸けてなければもう少し長持ちしたのかな? 茶色に変色してボロボロ落ちました。
そして我が家では冬枯れとともに終了。暖かい地域の植物なので、寒さには弱かったのだと思います。

流通名は雪坊主(ゆきぼうず)

私が購入したものには「雪坊主(キリンガ・ネモラリス)」というネームプレートが付いていました。他にも、シラタマカヤツリグサなどの流通名があります。日本名は「オオヒメクグ(大姫莎草)」になります。
本州に自生している「ヒメグク(姫莎草)」のほうは、ポンポン部分が緑色で区別がつくそうです。

もともとの莎草(クグ)とは、「イヌクグ」のことだそうで、検索したら「あ〜見たことあるけど名前知らなかったヤツ!」って叫んじゃう植物でした。田舎に雑草としてよく生えてます。といっても、この手のも色々あって区別ついてないかもしれません。

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水草水槽を始めたばかりの頃は、時間をかけて育つのを楽しむものだと思っていましたが、最近は切花のような楽しみ方もいいんじゃないかという気がしています。それはもうビオでもなんでもなくて、ただの水鉢アレンジですが…。プロが育ててお店に並んだ綺麗な状態だけを拝借するというのもアリかなと思っています。ズボラーですから😂

余談ですが、ポンポン? ボンボン?

小さい丸い玉を何ていうか。日本ではどちらでもいいみたいです。最近はポンポンと言う方が多い気がします。