自然な水景に、あると便利なウィローモス。
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
ウィローモスにはいろいろな種類が流通しているそうで、単にウィローモスと書いてるだけの場合は詳細な学名がはっきりしないことが多いです。
英語名:Java moss
中文名:觀賞用墨絲 爪哇莫丝
日本名:ウィローモス
見た目は地味ですが、日陰だろうと低水温だろうと枯れもせず、屋外でも越冬してくれるし、とっても初心者向きのコケだと思います。
ウィローモスの増やし方と活着の仕方。
アクアリウム(水草水草)を始めると、必ず流木にウィローモスを活着させようとするのがお約束で、↓私も水槽時代にやりました。今はウィローモス活着済みの流木をはじめ、バラエティに富んだモス付きの水槽アクセサリーが販売されています。
下の写真のウィローモスは、たまたま見つけた1本から増やしました。よほど劣悪な環境じゃない限り、暖かい季節ならどんどん伸びます。
こんなガラス容器の中に入れて放置してても増えます。水の汚れが目立ってきたら、カルキ抜きした水を上から注いで溢れさせ、汚れを一緒に流します。夏は汚れるより水が減るほうが早いかも。苔むした…みたいな雰囲気を作るのに、ウィローモスは便利で楽チンです。
放置してるとあらゆる所に引っ付いてしまうので注意。
流木や石に活着させる時は、伸びた部分をカット(トリミング)して集め、新たに流木に巻きつけて増やしていきます。
トリミングしたウィローモスは、ハサミで1cm〜2cmに切って、それを石や流木にペタペタとくっつけます。あとは剥がれないように糸やテグスでぐるぐる巻きにします。あまり慎重にならなくてもOK。適当な作業でもちゃんと伸びてきます。丸いドーム状に作りたいときは、2号くらいの素焼き鉢にネットでくっつけるとモスドームの出来上がりです。
睡蓮鉢やプラ舟の壁面にもくっついて伸びていきます。こすってもなかなか取れなかったりします。あまり放置しすぎると下のほうのモスが枯れて汚くなってしまうので、適度にトリミングしたほうがいいのですが、水中でカットして浮遊するとまためんどくさいので、流木など取り出せるものに活着させるのがお勧めです。
うちに現れた謎のコケ???
過去に、睡蓮鉢に入れてた植物の鉢に苔が生えたことがありまして、その部分を石の上に載せてみたりして遊んでみました。これもウィローモスだったのかな(水上葉?)。謎なのはそこに生えてる草ですね。ヒョロ〜っとした草、なんの植物なのかまったくわかりません。
アクアリウム用のウィローモスではなく、コケリウムに使う苔を睡蓮鉢の周りに配置する方もいます。きれいに育つと本当に味があって素敵です。水に沈めたウィローモスが自然に縁に這い上がってくることもあります。