水槽で草原を作る水草。実は田んぼの雑草でした。
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
水草水槽に憧れてアクアリウムを始めたので、ヘアーグラスとして見知っていた水草が、日本の田んぼの雑草だと知って驚きました。初期のヘアーグラスとマツバイは厳密には違う種だったそうですが…。
散歩コースに、玄関先のタライでなぜかマツバイだけを育ててるお宅がありまして、水の中にきれいな草原が再現されている感じで、真似してみたいと思ったのが育てるきっかけです。
英語名:Needle Spikerush
中文名:牛毛氈
日本名:マツバイ(松葉藺)
「ヘアーグラス」と「ヘアーグラスショート」の違い。
流通上でのインボイスを見ると一応こんな感じです。
- ヘアーグラス(Eleocharis acicularis)=松葉藺(マツバイ)
- ヘアーグラス ショート(Eleocharis parvula)=矮鶏藺(チャボイ)
最初は、セット売りで付いてきたヘアーグラス ショートを育てていました。最初の画像と上の画像はショートのほうです。水中葉がカールするのが特徴ですが、真似したかった草原は葉がまっすぐ伸びていたので、翌年ヘアーグラス(マツバイ)を買い直しました。※名前の漢字の最後は蘭ではなくて藺、藺草(イグサ)の イです。
マツバイの草原を目指して…
はじめはこんな感じで疎らに植えれば良いそうです。
2カ月弱でこんな感じてす。
日差しが強くなってくるとアオミドロも目立つようになります。
10月下旬、植えはじめの頃と比べると増えてますが、途中アオミドロに見舞われたりで、1年目のヘアーグラス(マツバイ)は密集せず、割とスカスカに育ちました。稚エビを投入したので夏頃に比べると少しすっきりしています。
憧れのタライマツバイの方は冬の間水を抜いてましたが、田んぼと同じようにするためなんでしょうか。田んぼは稲の生育中、3回水を抜くそうです。下の写真では、見様見真似で水を抜いた直後なので、まだ水が多めに残っていますが、その後自然に任せて普通の地面の見た目くらいまで乾燥。冬の間はたまに水をやる程度で過ごしました。春になって緑の葉も出てきて今年は2年目です。
茶ゴケに心を折られながらも2年目…
3月、暖かくなってきたので水を入れました。越冬可能です。アクアリウム界隈では藻類全般を「コケ」と呼んでいます。普通の方が想像する苔とは別物です。
5月、まあまあ順調に増えてます。クレナタを突っ込む。すでにアオミドロっぽいモワモワ感があります。
アオミドロでモワ〜やっぱりマツバイにはミナミヌマエビ必須な感じ…。
日当たり全開でもピカーンと澄んでいたタライマツバイと違い、うちでは2年目もアオミドロだらけになってしまいました。心が折れてコツがつかめないまま終了。
引っこ抜いて欲しい方に差し上げて終了。しかし、こんなものが雑草として田んぼにあったら排除が困難そうです。
そういえばご近所のタライ池が数年ぶりに復活してました。病気でもしてたのかな。