何もしなくても増えている水草、アナカリス。
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
金魚藻という名前はこの手の水草の総称で、中でも丈夫な水草の双璧がマツモとアナカリス(オオカナダモ)です。マツモはちょっと水質が合わなかったりするとパラパラと葉が取れることがありますが、それに比べるとより丈夫な印象です。
また、マツモより葉っぱが柔らかいのでメダカへの当たりも優しい感じです。逆に茎は太くて丈夫です。アナカリスは根が出て花が咲くこともあります。
英語名:Brazilian Waterweed
中文名:水蘊草
日本名:オオカナダモ(大カナダ藻)
投げ込むだけでOK、暑さも寒さもわりと平気、日陰でも増えます。
かなり過酷な環境でも生き残るアナカリス。手に入る中では最強クラスです。室内水槽ではたまに枯れる人がいるみたいですが、「アナカリスが枯れかけてる…」と相談すると驚かれるくらい、丈夫な水草です。(ただ、合わない時は合わないのでそんなに気にしなくていいですよ)
上のプラ舟にはマツモとアナカリスが入ってます。手前に入ってるのがアナカリスです。放り込んでおくだけで勝手に増えてくれます。暑さにも寒さにも強く、関東なら屋外に放置してても越冬しますし、日向でも半日陰でも育ちます。水草が育たず困ったらアナカリスでも入れれば、というくらい丈夫です。
アナカリスに似た水草で、日本に自生している「クロモ」というものもあります(下の右側)。
ちょっと弱々しいですが、お花が咲くこともあります。うちでも数回咲いたのを見たことあります。シワシワで弱々しい感じの花で、あまり綺麗とは言えませんが、水面に花が咲いてるのを見つけると嬉しくなります。
アナカリスの花*♬*Part2 pic.twitter.com/eRJCivc9fq
— ミキミキ (@kira_me_i_te) May 13, 2022
アナカリスとマツモの比較。
上がアナカリス、下がマツモです。マツモの方が葉の先が尖っているので、増えすぎると、メダカが引っかかって進みにくそうにしているのをたまに見かけます。
ミナミヌマエビの足場にも最適。アナカリスは茎の途中何箇所かから白い根を出して、底床に絡みついて固着することがありますが、それほど強力ではありません。ちなみに植えてもいいんですが、鉢植えの植物のような根張りはしません。
捨てきれずにいつも鉢の中に入ってます。