ブログ更新終了のお知らせ

更新終了のお知らせ このブログの管理人、しばたんです。 簡単に始められるビオトープの作り方を長らく紹介してきましたが、近年の真夏の猛暑により、生体の越冬よりも夏を乗り切ることが難しくなっています。このため、「簡単に、気軽に」というコンセプトと合わなくなり、限界を感じて新規記事の更新を停止することにしました。

ビオトープの水生植物「シラサギカヤツリ」 白めだかとの相性最高!

2020-07-10 Rhynchospora colorata 2160
2020-07-10

シラサギのように涼やかに揺れる草

こんにちは、しばたんです。
風に揺れる姿がなんとも可憐なシラサギカヤツリです。写真を撮り直したくなって、何年かぶりにまたお迎えしました。今回は葉の縁に白い斑が入る「ウィン」という品種です。

 

緑色に白で涼しげなシラサギカヤツリ

白い苞(ほう)が風に揺れる様子は、見ているだけで涼を感じます。ハンゲショウなんかもそうですが、白が入る植物って夏に映えますよね。シロメダカとの相性も抜群。和風の雰囲気にぴったりなので日本の草かと思いきや、原産はアメリカ南東部。実はアメリカ生まれの多年草です。

2020-07-10 Rhynchospora colorata 2160
2020-07-10
学 名:Rhynchospora colorata 'WIN'
英語名:Starrush Whitetop, white star sedge
中文名:白鷺莞
日本名:シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊)
分 類:カヤツリグサ科 ミカヅキグサ属

葉っぱも斑入りでさらに繊細

今回の「ウィン」という品種は葉の縁にも白い斑が入っています。重なる葉っぱに立体感が感じられていいですよね。腰水がお勧めかと思います。鉢の底が少し水に浸かっているだけでも元気に育ちます。

シラサギカヤツリ 斑入り ウィン シロサギスゲ ビオトープ 水生植物 抽水植物 Rhynchospora colorata
2020-07-10

届いたものは季節的にお花が咲いてましたが、個人的には花が咲く直前くらいが好みです。

2020-07-10 Rhynchospora colorata 2160
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以前「萼(がく)」と書きましたが、白い部分は「苞(ほう)」が正解。花の根元につく葉のようなもので、中心にあるツブツブが本当の花。そこから細く伸びるのが「花穂(かすい)」です。花が終わると茶色くなっていきます。

2020-07-10 Rhynchospora colorata 2160
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育てやすくて、0℃以上あれば屋外でも越冬可能。春になるとまた芽吹いてくれます。株分けで増やすなら、真夏と真冬を避けた春か秋がベスト。肥料は控えめにしないと、花柄がびろーんと伸びすぎることもあるので注意です。


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シラサギカヤツリのお花のアップ

やっぱりカヤツリグサ科の草は睡蓮鉢に合いますね。でも、きれいに撮るの難しい〜。

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2020-08-02

最近の夏は暑すぎ…8月下旬には葉の先が少し茶色に焼けてしまいました。

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