水中に森を作ることが出来る「ロタラの仲間」ビオトープの水生植物
水中にも水上にも簡単に適応するため扱いやすい水草。
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
水草の水上葉の寄せ植えをしてみたくなって、おまかせロタラセットを買ってみたのですが、整理が苦手な私アルアル→どれがどの種類かすっかりわからなくなってしまいました。届いたロタラだけでも、なかなか区別がつきません。
なので、名前が正確かどうかイマイチ自信がありませんが、丈夫で育ちやすかったのがグリーンロタラとロタラ ロトンディフォリアでした。あまりの丈夫さに水上葉と水中葉を繰り返して育ててましたが、ちょっと飽きてお休みして、また育てています。
英語名:Rotala sp.
中文名:節節菜屬
日本名:キカシグサ
ロタラの水上葉化はとても簡単です。
グリーンロタラとロトンディフォリアに関して言えば、水中葉(水中で育つ葉っぱ)から、水上葉(空気中で育つ葉っぱ)にするのは簡単ですし、その逆も非常に簡単です。ソイルの上に(最初は水多め1〜2cmくらい)、5cm程度に切り取った水中葉のロタラを転がして置くだけです。
水上葉が出てくるまでは乾燥にだけ注意します。しばらくは水をひたひたにしておくと、自然に根を張って、水上葉を展開するようになります。季節によって乾燥しないようにラップで2/3くらい覆います。水上葉と書いてあっても湿度が高いところで育った葉は乾燥に弱いので、購入直後も乾燥には注意してください。
育ってきたら水が減っても大丈夫ですが、水やりは常に多めです。グロッソスティグマも混じっていますね。
梅雨あたりまではこれでいいのですが、この状態だと夏になるとくたびれちゃうんですよね。夏は睡蓮鉢の中に入れてました。水上葉のまま越冬すると春に花も咲くようです。
ロタラの水中葉化は簡単すぎて注意もコツも不要です。
うちではベランダも狭いので、大抵の水草はダイソーのガラス容器でちんまりと育てていました。ロタラもこんな感じで水上葉にしてました。
根が張ってしっかり育った頃に容器ごと睡蓮鉢に入れてました。水上葉から水中葉もまったく気を使わなくても馴染んでくれます。10cmくらいに育ったらドボン。そのまま枯れもせず水中に適応して育ちます。水中葉化も水上葉化も成長の速い暖かい季節が向いてます。
ロタラ ロトンディフォリアは葉が赤くなるので、また違った雰囲気が楽しめますよ。ロトンディフォリアは「ホザキキカシグサ」とか「マルバキカシグサ」という名前だそうです。
切って植える「挿し戻し」でも簡単に増やせます。
下はグリーンロタラですが、育ちすぎて水面から上に出てしまうこともあります。伸びすぎたら適当にカットして、それをまた抜けないように土に挿せばそのまま育ちます。水草水槽ではそうやって増やしています。
ウィキペディアによると、ロタラ ロトンディフォリアは日本に自生しているそうですし、グリーンロタラは日本原産らしいので、簡単に越冬するわけですね。屋外の水上葉でも水中葉でも越冬します。
ロタラの仲間は機会があればもう少しきちんと育ててみたいです。お花も見てみたいし…。杜若園芸さんの画像みたいなのが理想。
ロタラの紅白\(^_^)/
— 杜若園芸とじゃくえんげい (公式) (@tojaku_engei) June 9, 2019
どちらもキレイです❗#ロタラ #杜若園芸 pic.twitter.com/OVR2jprkAB