ブログ更新終了のお知らせ

更新終了のお知らせ このブログの管理人、しばたんです。 簡単に始められるビオトープの作り方を長らく紹介してきましたが、近年の真夏の猛暑により、生体の越冬よりも夏を乗り切ることが難しくなっています。このため、「簡単に、気軽に」というコンセプトと合わなくなり、限界を感じて新規記事の更新を停止することにしました。

ビオトープの水生植物「トクサ」「 ミズドクサ」和風の演出に最適

トクサ オオトクサ 水生植物 ビオトープ 睡蓮鉢 Equisetum hyemale
2018-05-21 ガーデンコート

スッと上に伸びて和風庭園風なトクサ

こんにちは、しばたんです。
トクサはビオトープを始めた頃に、大小二つ買いました。トクサの他に、オオトクサ、ミズトクサ、ヒメトクサ等の種類があります(全部で15種だそうです)。当時買ったのは、ミズトクサとヒメトクサだったのかも? 初期のことで記憶が曖昧です。

トクサはガッシリしててかっこいい

ほぼ何もせず、鉢ごと水に沈めてました。水辺!って感じがしてオススメです。束になって生えていると味わいがあります。ただ、台風が来て結構折れました。この節からポキッて折れます。

2018-05-11 Equisetum hyemale 2160
2018-05-11 ガーデンコート

越冬に関しては、なにもしなくても春になると芽が出てきます。ヒメトクサは背丈が低いので苔玉みたいな盆栽系に向いてて、プラ舟ではイマイチ存在感が出ませんでした。レイアウトに向いてるかも。

学 名:Equisetum hyemale
英語名:Rough Horsetail, Scouring Rush
中文名:木賊、接骨草、接骨胴
日本名:トクサ(砥草、木賊)
分 類:トクサ科 トクサ属

ガーデナーの先輩が庭に植えるなと言う…

地下茎で蔓延るので、庭園みたいに広大な場所ならともかく、家庭のお庭に直接植えるのはやめたほうがいいみたいです。

トクサ トクサ ミズトクサ 水生植物 ビオトープ 睡蓮鉢 Equisetum hyemale
2010-11-06

トクサには土筆(つくし)の胞子嚢そっくりのものができます。これでとんでもないところに増えていくんでしょうね。下の画像はスギナと土筆(スギナの胞子茎)と他の植物(多分ギシギシの仲間)の葉っぱです。

スギナ ツクシ Equisetum arvense
2020-06-28 親水公園

冬になって枯れるとこんな感じになります。

トクサ トクサ ミズトクサ 水生植物 ビオトープ 睡蓮鉢 Equisetum hyemale
2019-01-31 ガーデンコート

トクサとミズドクサ(ミズトクサ)の違い

トクサ(トクサ亜属)

陸生のシダ植物で、比較的乾燥した場所でも育ちますが、水辺でも育ちます。緑色が濃く硬め。生殖茎は枯れたような茶色。

ミズドクサ(ミズドクサ亜属)

水生・湿生のシダ植物。水辺の水深が浅い場所を好みます。淡い緑色で透明感があります。一番わかりやすい違いは、ミズドクサは茎から枝分かれしている点です。下の写真でもわかるけど、側枝がいっぱい。

2019-05-27 E. hyemale, E. fluviatile 1080
2019-05-27 ホムセン

ホムセンで見かけたのでミズドクサを再購入

水木賊はミズトクサとミズドクサの表記ブレがあって、正確な訓み方はミズクサですが、ショップでもミズトクサの名前が使われています。上のショップのミズドクサに比べると華奢な感じです

2022-05-05 Equisetum fluviatile 2160
2022-05-05
学 名:Equisetum fluviatile
英語名:Water Horsetail
中文名:溪木賊
日本名:ミズドクサ(水砥草、水木賊)
分 類:トクサ科 トクサ属

根元が苔っぽくなってますね?

2022-05-05  Equisetum fluviatile 2160
2022-05-05

ミズトクサの茎は直径2〜3mmくらいの細さです。透明感があって繊細そうです。

ミズトクサ 水生植物 ビオトープ 睡蓮鉢 Equisetum fluviatile
2022-05-05

メダカとミズドクサもいい感じです。

2022-07-01 Equisetum fluviatile 2160
2022-07-01

1ヶ月以上経って、こんな感じに。なんか…雰囲気が変わりすぎてます。見た目スギナじゃん…

2160 Equisetum fluviatile 20220612
2022-06-12

側枝ひょろ〜。風を受けやすくなったせいか、プラ鉢がコロコロ倒れるので、半分くらいに刈りました💦 それでもまた伸びてきています。

2160 Equisetum fluviatile 20220612
2022-06-12

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