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サンショウモとオオサンショウモ
こんにちは、しばたんです。
サンショウモは生きた化石と言われてて、白亜紀からほぼ同じ形で存在しているシダ植物と言われていますが、実際のところはまだまだハッキリしてないみたい。ここでは、「サンショウモ」「オオサンショウモ」をまとめてご紹介します。
と言っても、うちの環境ではオオサンショウモがどんどん小さくなって、サンショウモとオオサンショウモの区別がつかなくなりました😭
日本の水草 サンショウモ(Salvinia natans)
最初に断っておくと、サンショウモの正確な写真を載せようと新たに購入した水草もオオサンショウモでした💦 販売側でも混同していることがあります。
この古い写真だとアップで見られないので判断が難しいです。これもオオサンショウモかもしれません。
名前のとおり山椒の葉っぱに似てますか? ちょっと似てるかもしれませんね。うちのサンショウモの写真は若くて少しヨワヨワですが、元気に育つと葉っぱの緑色も濃くなり、葉の表面のトゲトゲも目立ちます。このトゲトゲのお陰で水玉がコロコロします。
英語名:Floating Fern
中文名:槐葉蘋
日本名:サンショウモ(山椒藻)
分 類:サンショウモ科 サンショウモ属
寒さに弱いオオサンショウモ(Salvinia molesta)
熱帯アジア原産です。ホームセンターで見かけて購入。よく育って葉っぱが重なってケーキのクリームのような形になってるものを写真で見かけます。
英語名:Giant Salvinia
中文名:槐葉蘋
日本名:オオサンショウモ(大山椒藻)
分 類:サンショウモ科 サンショウモ属
水滴がコロコロする葉っぱの表面
水がはじかれてコロコロするのは可愛いですね。ドアップで見るとオオサンショウモの葉っぱの表面には小さなアンテナのようなものがたくさんあります。正式にはトリコームと呼ぶそうです。
オオサンショウモのトリコームは、泡だて器みたいに先端が4つに分かれてくっついてるのが特徴です。よく育った葉っぱでは、毛(トリコーム)が長くなります。毛が短く先端が繋がっていないのがサンショウモです。こちらのサンショウモの写真(新しいタブで開きます)を参照してください。
平らになって、サンショウモにそっくりでも毛先が4つに分かれてくっついていればオオサンショウモです。
根のように見えるのは裂けた葉っぱ!
根っこだと思ってたら細長く伸びて細かく裂けた葉っぱだそうです。
じゃ、根っこはどこ? 根っこはない!そうです。
我が家に来たオオサンショウモ
購入直後は状態が悪くてどんどん枯れていきましたが、やっと環境に馴染んで新しい葉が出てきました。
折り重なる感じはありませんが、順調に伸びています。
と、安心した矢先、工事の都合でベランダから室内に移動せざるを得なくなりまして…
室内に入れてからのオオサンショウモ(左)と、サルビニア ククラータ(右)。光量不足で風も当たらないせいか、どんどん元気がなくなっていきました。
小さくなってサンショウモと見分けがつきません。あんなにムニュムニュと重なり合っていたのに…どんどん平らに💦
弱ったサンショウモ類は美味しいのかミナミヌマエビに食べられ無残な姿に…💦
諦め気分で放置して翌年の春はこんな感じでした。寒さに弱く屋外越冬は無理と言われてますが、この状態なら復活したかも。でも育てるのはこの時点で終了しました。
他に、ビオに使う水生植物でシダ植物と言えばなーに?
みんな大好きデンジソウ(ウォータークローバー)。あとはアカウキクサ。デンジソウは普通の植物のような見た目で、最初シダ植物と知った時は驚きました。アクアリウムでよく使うミクロソリウムもシダ植物です。トクサやミズトクサもそうですね、こちらはなんとなくシダのイメージです。