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和風庭園の水辺の定番 セキショウ
こんにちは、しばたんです。
5月5日の菖蒲湯は、元々はこのセキショウを入れてたとか。実際、根や葉からスッキリとした良い香りがします。日向に置いても日陰に置いても、夏でも冬でも丈夫ですが、乾燥に弱いので注意。
以前はサトイモ科に分類されていましたが、現在はショウブ科に。根が石に活着するのも特徴で(少し時間はかかりますが)テラリウムにも活かせそうですね。
東アジア原産の薬用植物
水辺の岩場で、こんな感じに群生しているのがセキショウです。
英語名:Acorus
中文名:石菖蒲
日本名:セキショウ(石菖)
分 類:ショウブ科 ショウブ属
セキショウとショウブの見分け方
ショウブの葉は、5月5日の端午の節句の前になるとスーパーでも見かけますよね。。ショウブは1メートルほどと大型、それに対してセキショウは30cm程度とコンパクト。どちらも花は控えめで、そこは少し似ています(写真にちらっと写っています)。
ふと気づいたけど、わたくし、ショウブの写真を持ってません。生えてるのを見たことない…スーパーの葉っぱしか見たことないかも。お店では「ニオイショウブ」という名前で販売されています。
バリエーションいろいろ!石菖の品種
セキショウには、葉が明るい黄緑の「黄金石菖」、白い縞模様が入る「斑入り石菖」、ミニサイズの「姫石菖」、さらにその黄金バージョンの「黄金姫石菖」など、いろいろな品種があります。
他にもこんな品種があるらしい。詳しく解説してるサイトもなくて、園芸店の説明丸写しです💦
- 黄金:葉全体が黄金葉か縦縞に黄斑入り
- 朧月(おぼろづき):萌黄縞の斑入り
- 政宗:緑葉にスッと白い斑が入る
- 有栖川:葉の全体に淡い黄白色の斑が入る
- 金銀昼夜:葉の表が白色で、裏面が緑色
- 天鵞絨(ビロード):草丈3〜4cm詰まった葉
- 貴船:天鵞絨石菖に似ている
- 谷間の雪:緑葉に黄色の斑入り
- 五十鈴川:丈夫で育てやすい斑入り
- 面河:細く長い葉が特徴
香りがとにかく好み…現在も生育中
こちら、私の初めての睡蓮鉢でした。残念ながらボールの直撃を受けて終了しました。ちょっと切ない思い出です😭 手前に見えるのがヒメセキショウで、本当に小ぶり。ヒメトクサと同様、盆栽的な使い方が向いているのではないでしょうか。
昔、セキショウの根茎を試しに嗅いでみたら、好きな香りで虜になってしまいました。一度は枯らしたものの、結局また育てています。現在も継続中。
7月の暑い中、水中で大丈夫かって感じの画像ですが、この年からは夏場だけ室内に入れています。ズボラなので容器に投げ込んでるだけ💦 それでも育つので丈夫ですね。
名前にセキショウってついている別の植物
セキショウモ(トチカガミ科) 水草として流通
ハナセキショウ/イワゼキショウ(チシマゼキショウ科) お花が可憐な山野草
ニワゼキショウ(アヤメ科) あちこちで小さな花を咲かせる野草