ビオトープのプラ舟の木枠作り お庭やベランダの癒し空間の作り方

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ビオトープ容器の中でも人気のプラ舟の設置方法

こんにちは、@kamujp_bioです (๑′ᴗ‵๑)
プラ舟は底が平らで広いので、水生植物の鉢をたくさん入れたい場合に最適です。また、メダカや金魚のベアタンク(何も入れない水槽)としても一番使われています。

ベランダや軒下にプラ舟を置く場合は、コンクリートからの冷えを防いだり、夏場に風通しを良くするため、スノコ等の台を設置して、その上に置くのが一般的です(と言われてますが、比較したことがないので、台の有無でどの程度違いがあるかはわかりません)。庭の土に埋めるのは、比較的大きめのプラ舟を利用して池代わりにする場合です。

  • 屋外にそのまま置く(台を作る)
  • 庭の土の中に埋める

ただ置くだけの設置方法なら、プラ舟を買ってきて水を入れればもうほとんど完成です。簡単ですね! 多少斜めになってても平気ですよ。

昔から愛用されているリス興業のプラ舟。

今は丸型の睡蓮鉢を使用していますが、それまではずっとプラ舟でした。

リス興業のプラ舟30(旧40)は7年くらい使ってたかな。耐久性もあって水量も確保できるので、メダカの容器としては最適なのですが、小さな癒し空間としてベランダにビオを作る場合は少し見た目が残念です。

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道具がしまえるコンテナタイプもいいかも。

見た目をよくするためにプラ舟に木枠を作ってみます。

無くても飼育には差し支えはありませんが、水生植物も育てて癒し空間を作りたい場合は、プラ舟を木枠で囲うと雰囲気がよくなります。庭の土に埋める時は周囲をレンガで囲ったりするとオシャレです。

木箱作りの中でもスノコタイプが簡単で見た目の雰囲気も良さそうです。スノコと言っても板と板の間は開けず細い板を並べて、角材を内側に当てる作りです。下手な絵ですがこんな感じ。小さめのプラ舟の場合は1枚板でもOKです。

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外部サイト:DIYで木箱作り!
箱の底は開いていてもかまいません。上の木枠は別なので頑張れば自作も出来そうですね。蓋部分は斜めカットじゃなくてもOK。ホームセンターは板のカットもしてくれる所があるので(有料)、そういう所で購入してカットしてもらうと簡単です。パイプなんかもカットしてくれるらしいです。
水に濡れるのでゴム足は付けるといいかもしれません。私の買った木枠では角形のゴム足を釘で打ち付けてました。

外部サイト:プラ舟用 木枠 | 株式会社 杜若園芸
今なら杜若園芸さんで、サイズぴったりの木枠を販売しています。私同様不器用な方や、時間がないな〜という方にはお勧めです。

外部サイト:テトラ じょうろでキレイメダカ鉢 DIY・ビオトープの作り方
テトラさんがおっしゃれな木枠の作り方を公開。植物も一緒に育てたい方はこちらがピッタリ。

こちらはWOODPRO製のシステムプランターです。

我が家の木枠は、不器用な私では無理だなと思い、木工ショップ「WOODPRO(ウッドプロ)」さんにオーダーしたものです🤣 土には直接触れていませんが、水をバシャバシャ掛けたりしても平気。ベランダで10年以上使ってますがカビも生えません。さすがプロの仕事!

640x399 プラ舟+システムプランター

当時は細かいオーダーが可能だったので底板なしを選ぶこともできました。今はシステムプランターのオーダーサイズは生産中止になっています。具体的な参考にはなりませんが、一応、構造だけ紹介しておきます。四方の囲みと下のスノコが別々になってます。

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内寸653mmの正方形のシステムプランターに合うのはリス興業のプラ舟40(外寸長辺610mm)。余分なスペースは植物なの鉢を置くといいかも。

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プラ舟の下には小さめの花台(Bタイプ)を置いています。2つでちょうど乗っかるサイズ。ガッシリした木製でスノコ状になっています。ゴム足付き。ゴム足は3〜4年でポロッと外れてしまいましたがあったほうがいいと思います。

640x399 プラ舟+システムプランター

はじめに買った100均のスノコはすぐにカビだらけになってしまいましたが、今でもこのプランターはカビも生えず、腐ってもいません。普通に花台としてもおすすめです。

組み立て式なので、引越しの時もらくでした。

一種の校倉造り? 切り込みを入れた板を組み合わせているだけなので、不要な時は分解できます。小さくできるというのは狭いマンション暮らしにはかなりポイント高いのです。

640x399 プラ舟+システムプランター

本物の木のぬくもり、それでいて耐久性バツグン

睡蓮鉢周りの水濡れ程度では、カビないし腐りません。ベランダであまり雨に当たらず、接地面がゴム足のおかげかな。本当に丈夫です。

640x399 プラ舟+システムプランター

こんな感じでベランダに設置しています。上の猫のいる写真は引越し前で、比較的広いベランダに人工芝シートを敷いて、その上に置いてました。

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今は前面の板を外して睡蓮鉢を囲むように配置しています。

プラ舟木枠作り、自分でもほんのちょっとだけ工作しました。

プラ舟の上部の枠のみ手作りです。プラ舟の淵にかけて置いてるだけですが、四面の板に挟まれてけっこうきちんと乗ってます。私のDIYレベルはこの程度です。💦

640x399 ビオトープの作り方 プラ舟の木枠

カッターでも切れる薄いバルサ材を買ってきてサイズに合わせてカット。

640x399 ビオトープの作り方 プラ舟の木枠

水性ウッディガードを表と裏、厚みの部分も全部塗りました。

640x399 ビオトープの作り方 プラ舟の木枠

エビに影響があったら嫌だったので、乾燥して数日してから縁にのせましたが、特に影響もなく、その後は乾燥1日後くらいにセットしてました。

640x399 ビオトープの作り方 プラ舟の木枠

こんな感じで完成です。木工ボンドで貼り付けただけという構造と、薄いバルサ材という素材のせいで、2〜3年で欠けたり割れたりします(写真でも左上のほうが割れてます💦)。台風の時は外してしまってます。

640x399 プラ舟+システムプランター