夏には水面にビッシリ「ウキクサ」「アオウキクサ」ビオトーブの水生植物
増えまくって水面をビッシリ覆う浮草たち。
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
基本の小さな浮草類です。サトイモ科だったようで(知らなかった)、サトイモ科のウキクサ亜科になります。5つの属に分かれていて、そのうちの3つが、ウキクサ属とアオウキクサ属とミジンコウキクサ属。↑上がウキクサ
英語名:Common Duckmeat
中文名:水萍 紫萍
日本名:ウキクサ
↑こちらはアオウキクサ(ウキクサも混じっていますが区別できますか?)。1個あると増殖して水面を埋め尽くします。特に排除しきれないアオウキクサを嫌っている方もいるみたいですけど、この小ささも良いですね。少し大きくなった金魚のおやつに最適です。メダカにはミジンコウキクサですね。
英語名:
中文名:青萍
日本名:アオウキクサ
ウキクサ亜科残り2つは、ウキクサ属とアオウキクサ属の中間の性質のLandoltiaと、日本ではあまり見ない、草のような見た目の浮草を含むWolffiellaです(画像)。
小さな浮草(アオウキクサやコウキクサ)の越冬は?
秋の終わり頃から枯れますが、耐寒性もそこそこあって、暖冬の場合はそのままの形で春まで浮かんでることもあります。冬には小さな粒の殖芽(越冬芽)で底に沈んで越冬し、春にはまたいつの間にか再生してます。ウキクサの再生は少し遅めで6月になると急に増えだします。
再生させたい場合は、リセットをする時に底の土やゴミを捨てないで別容器に移し水を張って水面に緑の葉を浮かべるまでまってください。アオウキクサは少し涼しい時期のほうが増えやすくて秋に爆殖することが多いです。
小さな浮草(アオウキクサやコウキクサ)を排除する方法は?
もう〜小さい浮草が嫌ーー!取っても取ってもなくならない!!
暖かくなると、取り除いたつもりでも残ったものから増殖してまた水面をビッシリ覆ってしまい、いい加減イヤになる方もいるようです。完全に排除したいという場合もあると思います。そんな時は、まず水面に浮かんでいるものをいったんすべて取り出します。抽水植物があると難しいのですが……。
そこから、戻したい水生植物だけ、きれいな水の中で揺すってアオウキクサやコウキクサを取り除きます。それでも見落としがあるので、あとは毎日見つけたら1つずつピンセットか網で取り出していきます。1個でも残ってて気をぬくと、また増えてしまうので、毎日コツコツとゼロになるまで続けるしかありません。
アオウキクサより小さいものはもう無理だと思います。